【初心者必見】最強リフティング練習法
はじめに
最近TikTokやInstagramなど、様々な映像媒体でリフティングのすご技動画を投稿している人をたまに見かけますよね。理解できない動きをしていたり、見るからに難しそうな技を簡単そうにやって見せたり…。
そう言った動画などをみて、
・「フリースタイルフットボールを始めたい!」
・「かっこいい技が出来るようになりたい!」
・「サッカーの上達のためにリフティングを極めたい!」
そう思ってこの記事を見つけてくれたアナタに届けたい「フリースタイルフットボール入門編」をまとめていきます!
記念すべき一番最初の記事となる今回の記事では、「リフティングの回数を短期間で爆発的に増やす最強練習法」をご紹介!
実は僕、フリースタイルフットボールを始めた2015年ごろは中学生で当時ソフトテニス部に所属していました。
今でこそリフティングは回数数えるのがしんどくなるレベルになりましたが、当時はサッカーなんて学校の体育の授業か休み時間や放課後に遊びでボールを蹴っ飛ばす程度しかしたことがなくて、リフティングは最高でも3回程度しかできませんでした。
そんな状態だった僕はある日、同級生に連れられて地元のフリースタイルフットボーラーの練習会に参加しました。そこでフリースタイルフットボールと出会い「かっこいいな!」「僕もこうなりたい!」と思ったはいいものの、リフティングがてんでダメだったのでフリースタイルフットボールを始めるため、まず最初に1ヶ月間リフティングだけをひたすらに練習しました。
そしてその練習の結果、最高3回だったところから1ヶ月間の練習で100回以上続くようになるまでの劇的な成長を遂げたのです。
その時に僕が実際にやっていた練習方法を紹介しようと思います!
そもそもフリースタイルフットボールって何?
フリースタイルフットボールとは、「サッカーの基本技術であるリフティングやドリブルなどのボールを扱う技術を高め、自由な発想で楽しめるスポーツ。」と定義されることが多いです。
また面白いことに、聞く人によって「スポーツ」「パフォーマンス」「カルチャー」「エンターテインメント」など表現は様々で、その名の通り「フリースタイル」に楽しむことができるのが強みともいえるでしょう。
ボール1つあればだれでもどこでも気軽に始められることもあり、現在では全世界に推定2万人ほどのフリースタイルフットボーラーがいると考えられています。(明確な数字がないので、聞く人によって増減はするかもしれません…。)
プレイヤーとしてバトルやパフォーマンスをしたい、お子様の習い事に、親子で共通の趣味として、日ごろの運動不足解消、ダイエットなど、理由や目的もフリースタイルでよいのが特徴とも言えます。
リフティングの回数を短期間で爆発的に増やす最強練習法!
さてさて、ここから本題に入っていきます!
まず前提として、練習をする場所としての条件は極端に傾斜があるところや、足が取られてしまうほど不安定なところを避ければどこでもOKです!
近所の公園、家の前の道路、通勤通学の道中にあるちょっとした広場などなど、ご自身の生活範囲内で”良さげ”なところがあればそこで練習しましょう!
①必要なもの
この練習において特別な器具などは全く使用しません。
しっかりバウンドするサッカーボールが1つあればOKです。
市販のものでも構いませんし、ちょっと気合を入れてフリースタイルフットボール専用ボールを購入して使用しても良いかもしれません。
また、空気が抜けているボールだとうまくできないので、ボール用の空気入れなんかもあると便利かもしれません。
②実際の練習方法
リフティングは基本的には同じような動作の反復になるので、いかにそのリフティングの動作を体に馴染ませていくかが重要になってきます。
2-3回しか続かない方も、平均10回前後ならできるという方も、ここで紹介する練習を続けていけば1ヶ月程度の短期間でも効果が出ます!
【Step1】
1.両手でボールを持ち、胸元や腰あたりの高さからボールを落としてバウンドさせる
→ボールがバウンドする位置に大きな差が出ないように、ここではボールを投げたり地面に叩きつけてバウンドさせたりはせず、ただ”落とすだけ”にすると良いです。
2.バウンドして落ちてきたボールを上に蹴る
→上に蹴るからと言って、足を振り上げたり打点が高くなりすぎたりしないように、足は前に差し出すだけで、ボールが足でバウンドする力と足首のスナップで蹴り上げるように意識しましょう。
3.2で蹴り上げたボールを再度手でキャッチする
→ボールを落とした時の手の位置と同じ位置でキャッチできるように、なるまでを目安に練習しましょう。
4.1-3を繰り返す
両足どちらで蹴っても「手から落とす→足で蹴り上げる→再度手でキャッチ」を一歩も動かずその場でできるようになったら次のステップへ進みましょう!
【Step2】
1.両手でボールを持ち、胸元や腰あたりの高さからボールを落としてバウンドさせる
→慣れてきたら地面に置いたボールをリフトアップ(持ち上げ)で蹴り上げてスタートでも良いです
2.バウンドして落ちてきたボールを上に蹴る
→Step1と同じく、打点は低く保ち、足首や膝を柔らかく使って蹴り上げて「膝下」くらいの高さを狙って蹴るようにしましょう
3.蹴ったボールをもう一度バウンドさせる
4.2-3を繰り返す
いわゆるバウンドリフティングです。
蹴る→バウンド→蹴る→バウンド、、、と続けていきます。
こちらも両足どちらで蹴っても一歩も動かずに次のリフティングに入れるようになってきたら次のステップへ進みましょう!
【Step3】
1.両手でボールを持ち、胸元や腰あたりの高さからボールを落としてバウンドさせる
→慣れてきたら地面に置いたボールをリフトアップ(持ち上げ)で蹴り上げてスタートでも良いです。
2.バウンドして落ちてきたボールを上に蹴る
→Step1、Step2と同じく、打点は低く保ち、足首や膝を柔らかく使って蹴り上げて「膝下」くらいの高さを狙って蹴るようにしましょう
3.先ほど蹴った足と逆の足でバウンドする前に2回目のリフティングをする
→利き足ばっかり上手くなって逆足でリフティングができないなんてことがないように両足満遍なく練習すると良いです。
4.2回目のリフティングをしたボールをバウンドさせる
5.2-4を繰り返す
「右足→左足」「左足→右足」と、両足を使ったリフティング2回が安定してきたら3番-4番のリフティングの回数を増やして「右足→左足→右足」「左足→右足→左足」とリフティング3回を練習、3回が安定してきたら4回、5回、6回、、、と回数を増やしていきましょう!
この反復練習を1ヶ月ほど続けた頃には20回30回の壁は余裕で越えられるようになっていると思います!
一回の練習時間や密度にもよってくるかもしれませんが、短期間でもしっかり効果が出る方法になるので、ぜひ試してみてください!
最後に
現役フリースタイルフットボーラー直伝の最強リフティング練習術はいかがだったでしょうか!
対面やオンラインでのレッスンも行っておりますので、今回の記事を読んで実際に練習してみた方や、これから練習を始めようと思っている方の中で、「文字ではちょっとわかりにくい」「これで上手くできてるのか不安」「楽勝だったからもっと技とかもやってみたい」などがあれば、お気軽にご連絡ください。
過去、小学生対象のマンツーマンレッスンや、野外フェスでのワークショップなどをさせていただいたこともあり、老若男女問わずリフティング、フリースタイルフットボールをお教えできます。
ご相談などでも構いませんので、ご興味あればぜひ下記のお問い合わせフォームから「レッスン希望(相談)」とお問い合わせください!